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- 知って得する建築知識
第43回
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- 両端が高く中央に谷をつくった蝶の羽を形どったV字状の屋根で、明るい室内空間を創り出せますが谷にあたる部分の施工や掃除がおろそかにすると雨漏りの原因になります。雪の降る地域では採用は難しいと[…]
第41回
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- 木造住宅では一般的に採用されません。昭和初期に外国の陸屋根を採り入れてインターナショナルスタイルとして建築家が好んだ時代がありましたが、雨の多い日本ではなじまない屋根形状です。コンクリート造[…]
第40回
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- 寄せ棟の平面形状が正方形になるとこの屋根になります。寺院にみられる八角形の平面形状の屋根も方形と呼ばれます。構造的には一番しっかりしていますが、正方形の中につくる間取りにバラエティさが少ない[…]
第39回
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- 一階が二階より広い場合、二階の外壁に接して設けられた片流れ屋根のこといい、この部分が小さいと一階の部分は下屋と呼ばれます。平屋の住宅でも高さの違った外壁部分に窓を設けることでサイドライトと[…]
第38回
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- 最もシンプルな形状ですが、屋根の頂部にあたる部分が他の形状と比べて高くなるため、その部分にあたる内部の天井を高くしたり、二階建てでは吹き抜けを作るなどのデザインを工夫することで、魅力ある空[…]
第37回
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- 上部が切り妻、下部が寄せ棟の形をした屋根です。本来は切り妻部分を開口部にして、古民家では室内で炊かれた煙などを排出する目的でつくられたと考えられますが、昔の本家などに採用され、和風の品格のあ[…]
第36回
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- 切り妻の次によく採用されている形で、雨仕舞いは切妻よりよいのですが、施工は切妻よりは難しいのです。しかし、軒の高さが四周同じで高い足場が不要で工事がし易いため、日本でも古来からよく採用され[…]
第35回
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- 最も多く採用されている形で、和風にも洋風にもなじみます。形状が単純なため雨仕舞い(雨水の進入を防ぐ方法)もよく、工事コストも低いのが特徴です。また、左右の屋根の勾配を変えることで、デザインに[…]
第34回
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- 建物のスカイラインを創り出しているのは屋根の形です。世界中のどの国でも、その地方独特の屋根形状があります。屋根が木造である限り屋根には傾斜が必要で、その角度や形にその国独自の文化の一面が読[…]
第33回
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- この工法では免震構造のように地震力が建物に入りにくくするのではなく、建物に入った地震力を吸収するダンパーを設置することにより、大地震であっても、中地震程度(70~80%に低減)に振動を抑える[…]
第32回
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- 建物に地震力が伝わりにくくするように基礎と建物本体との間にクッションを設け、ゆったりとした揺れに変える構造です。こうすることにより大地震であっても、小地震程度(30~50%に低減)に振動を抑[…]