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第1回
構造形式のいろいろ
建物の構造というと、木造とか鉄骨とかを思い浮かべると思いますが、それは建物を造っている材料のことで、それらの材料を使用してどのように骨組みを造るのかということが実は重要なのです。その骨組みのつくりかたの形式を構造形式といい、ピン構造、ラーメン構造、壁構造の3つの形式に大きく分けられます。 そのように考えると「木造のピン構造」「木造のラーメン構造」「木造の壁構造」という建物ができあがります。もっといえば、ガラスのピン構造、ダンボールの壁構造でもあり得なくないのです。
このように、建物は【駆体の使用材料+構造形式】で様々な種類のものができあがり、計画する建物に要求する空間の形とコスト等により選択するのです。木造で内外とも開放感がほしいなら「木造のラーメン構造」、コンクリート造で開放性は少なくともコストを重視するなら「コンクリート造の壁構造」といった具合です。
それでは具体的にどのような構造があるのか主な構造形式について第2回で解説しましょう。
※駆体(くたい):建物の強度を受け持つ骨組みをさし、建物の構造耐力上主要な部分。建物は、駆体、仕上げ、設備の3つに大別できる。
このように、建物は【駆体の使用材料+構造形式】で様々な種類のものができあがり、計画する建物に要求する空間の形とコスト等により選択するのです。木造で内外とも開放感がほしいなら「木造のラーメン構造」、コンクリート造で開放性は少なくともコストを重視するなら「コンクリート造の壁構造」といった具合です。
それでは具体的にどのような構造があるのか主な構造形式について第2回で解説しましょう。
※駆体(くたい):建物の強度を受け持つ骨組みをさし、建物の構造耐力上主要な部分。建物は、駆体、仕上げ、設備の3つに大別できる。