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第23回
養生期間が長いとコンクリート強度は上がる
コンクリートは打設後の養生が非常に大切です。図のように型枠を外す期間が長ければ長いほど強度が高まるという実験結果があります。現場で型枠を外していたのでコンクリートをさわったらホカホカと暖かった等はもってのほかです。
では何日くらい型枠を外さない方が良いかといえば、4日以上かつ次式以上{120÷(外気温+10)}がよいとされます。すなわち気温が10度なら6日となります。現場がそれではどうしても工期の関係上できないとなれば、3日間に短縮して(2日で外す現場が少なくありませんが3日は外さない方がよいです)残りの3日に関しては、専任の現場員が霧状の水を壁にかけて養生させるのがよいでしょう。屋上の場合は、排水穴に栓をしてコンクリートがひたひたになる程度に水をためて、1週間放置しましょう。これで、コンクリートは強度が高く驚くような品質のコンクリートになります。
では何日くらい型枠を外さない方が良いかといえば、4日以上かつ次式以上{120÷(外気温+10)}がよいとされます。すなわち気温が10度なら6日となります。現場がそれではどうしても工期の関係上できないとなれば、3日間に短縮して(2日で外す現場が少なくありませんが3日は外さない方がよいです)残りの3日に関しては、専任の現場員が霧状の水を壁にかけて養生させるのがよいでしょう。屋上の場合は、排水穴に栓をしてコンクリートがひたひたになる程度に水をためて、1週間放置しましょう。これで、コンクリートは強度が高く驚くような品質のコンクリートになります。