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第25回
コンクリートにも品質レベルがある
コンクリートにも品質レベルがある
一般にはコンクリートは強度の違いはあるものの優劣には差がないと思われています。しかし、日本建築学会の建築工事標準仕様書(JASS5)には、コンクリートを次表のように4種類の級に耐久性からを品質分けしています。これまでは、一番上の耐久性の基準は長期でしたが2009年の改正で超長期設定されました。現在、多くの建物のコンクリートは普通ですが、今後は長期、超長期も多くなると考えられます。
1)日本建築学会が決めた耐久性年数を、長期(局部的軽微な補修を超える大規模な補修を必要とすることなく鉄筋腐食やコンクリートの重大な劣化が生じないことが予定できる期間を100年)としました。
JASS5鉄筋コンクリート工事計画で定められた計画供用期間の級