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建築のトリビア

第19回

スランプ?!

スランプ、とは誰もが陥ったことがあるのではないでしょうか。
スポーツ選手、作家、画家、作曲家…営業マンにだってあります。
建築にも“スランプ”はあります。
どんなスランプなのか、今回はそれについてのお話です。

まだ固まらないコンクリートの軟度の事で、JIS(日本工業規格)で規定されたスランプ試験で求められます。
この試験は、スランプコーン(右図参照)というものにコンクリートを詰め、
コーンを上部に抜き取った後のコンクリートの下がりをcm(センチメートル)で示すものです。
方法としては、高さ30cmの円錐台のコーンに一定の方法でコンクリートを詰めます。そして、コーンを静かに鉛直に引き抜くと、コンクリートは軟らかさの程度に応じて自重でその頂点が下がります。
この頂点の下がりがスランプ(単位はcmで表します)です。
つまり、スランプ値が大きいほど、軟らかいコンクリートであるといえます。
スランプはコンクリートを練る時に使う水の量によって変わります。
水を沢山使えば、スランプは大きく(軟らかく)なりますし、水の量が少ないとスランプは小さくなります。
どうやって、コンクリートのスランプを決めるのかは、つくられるコンクリートの構造物の種類や施工方法によって変わってきます。
ダムや道路の様に鉄筋が少ししか使われない、
構造の複雑でなく強力なバイブレーターの使用可能なものは出来るだけスランプの小さい硬いコンクリートを使います。
ビル等は鉄筋も入り組んでおり、構造も複雑なので隅々まで充填できる様、スランプ値も18~21cm程度にします。

a)スランプコーン b)生コンをスランプコーンに詰める c)コーンを引き抜く
d)スランプが硬い状態 e)スランプが軟らかい状態

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