第22回
馬!ひひーん?!

以前に、猫や猿がいることはご紹介していましたが、タイルやレンガを施工している建築現場ですと、馬がいるんです(笑)
「馬目地(馬貼り)で!」なんて声が聞こえてきたら、タイルやレンガなどの張り方(パターン)を指示していると思ってください。

別名、破り目地、馬踏み目地などともいいます。
なぜ、馬目地というのかというと、
どうやら馬の歩いた足跡が交互になっている様子から、この名前がついたようです。

これは、目地が、連続したパターンのこと。
別名、通し目地ともいいます。
芋の根が規則正しく伸びている様子から、そう呼ばれているとか。
馬に芋ときたら馬刺しに芋焼酎と、現場の職人さんの酒盛り一杯をイメージしてしまいそうな・・。
けれどその他のパターンにはフランスやイギリスなど国名を使った呼び方もあり、こちらはおしゃれな感じです。
ぜひ今度タイルやレンガの外壁をみかけたら、馬パターンに芋パターン!それぞれ観察してみて下さいね。