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建築のトリビア

第34回

まくら

 枕と聞いて、暖かなベッドを思い起こした方も多いのではないでしょうか。
眠るときに使う枕には、豊富な素材や形の物が出回っています。低反発素材や抱き枕、足枕など用途も様々です。建築の世界の「まくら」を今回はご説明いたします。
 「枕」というのは、コンクリート製の既成杭を打設する時に、直接打ち込むと衝撃で杭頭を壊してしまい、亀裂が生じたりする為、杭頭に載せて緩衝の働きをさせるものを指します。座布団とも呼ばれ、一般には板厚5cm程の堅木を使います。他にも「まくら」は色々あります。「枕棚」は押入れの上部に天袋を設けず、30cm程の板を設け物を載せられる様にした棚の事です。
それから「枕捌き」というのもあります。それは、床柱に長押を納める様式の事で、真・行・草とありますが、真を枕捌き、行を片捌き、草を雛留めというのです。枕捌きは長押が床柱を巻き、裏側まで届いている納まりの事をいいます。「枕梁」は敷梁の別名です。小屋梁を受ける大梁の事です。梁間間隔の広い小屋組の場合、2本の小屋梁を継ぎあわせて、その継ぎ手下で小屋梁を受ける役割の梁をいいます。小屋梁の継ぎ手は柱台で持ち継ぎして、下木にダボを植え込み、両面かすがい打ちにします。
ちょっと変わったまくらもあります。「水まくら」です。風邪を引いた時に頭にしますが、建築用語では、露出防水層で、何らかの欠陥が生じて防水層の下に水が溜まっている状態を指します。まさに水まくらにそっくりな状態である事から付いた呼称です。
 

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