第44回
ねむり・・

前回記事で紹介した「芋」目地のように、目地をデザイン的に仕上げる方法の1つ。今回は目地の“断面形状”に注目をしてつけられた名前で、すき間をあけずにタイルを密着させて施工するのがねむり目地です。

断面形状に注目すると、タイルと目地との浮き沈みで陰影を強調する「沈み目地」や、目地の断面が半円形で中央部をかまぼこのように盛り上げた「ふくりん(覆輪)目地」などもあり、目地を立体的にすることでタイルやレンガなどを美しく見せる効果があると言われています。
目地によって仕上がりの印象がかなり違ってくるって面白いですよね。今度タイルの壁などに遭遇したら、目地にも注目してみてください☆