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建築のトリビア

第45回

犬走り

「犬走り」って何のことでしょう。犬が走ってる?。文字通り意味も何やら想像できそうな用語ですよね。文字そのもの、その通りといえばその通りです。というのも、この「犬走り」、今では「住宅」で建築的に使われる用語ですが、その昔は大通りなどに面した町屋の軒下の通路や、公道に面した軒内などを呼んでいたようです。今となっては鎖につながれた飼犬が普通になってしまいましたが、昔は犬も自由に公道を走りまわっていたんでしょうか。
 犬にとっては過ごしにくい世の中になってしまったようですね。
 現在、住宅で使われている建築的意味合いとしては、「建物の周囲を、40cm~60cm程度の幅で、取り巻くように砂利やコンクリートで打たれた部分をいい、雨水によって基礎部分が濡れたり、汚れが建物に跳ね返るのを防いでくれる」というものです。城壁の場合はお城の石垣などを建造するにあたり、石垣の安定と崩落を防ぐ目的で造られたといわれており、元々は土木工事からきた用語との見方もあります。この場合の犬走りは、住宅よりも少し傾斜があったようです。
 ところで“犬”とくれば“猫”ときそうですが、猫走りと言う言葉はどうやら見当たらないようです。ですが現代の建築では猫走りならぬ“キャットウォーク”というビルやダム建築などの狭い通路をさす用語がありますね。これは建築だけでなくファッションショーでモデルが歩く舞台通路をさすなど、一般的に狭い通路をさして使われています。猫は犬より歴史が浅いのでしょうか?。もしかして、現代の人も物もひしめきあう都心では、“犬”ならぬ“猫”が通る位の領域が適当なのかもしれませんね。

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