住宅をリフォームする場合、工務店などに依頼すると、「どのようにしたいですか?」と聞かれます。「キッチンをオープンにして、全体的に明るく少し高級感も・・・・」というような返答をすれば、次にはキッチンのカタログとビニルクロスの見本帳が出されます。アドバイスを受けながら、結局、その中から無難な白系のクロスとナチュラル色のフローリング、ダークブラウンの扉・・・というのが一般的です。間取り変更などがある場合でも、平面図をもとに説明を受け、イメージ写真と設備の資料だけの提案になりがちです。
しかし、デザイン設計となると少し違います。上記と同じ要望に対しても「どうしてキッチンをオープンにしたいのですか?この写真の中ならどれが一番好きですか?・・・・」といったように、住む人がどのような家にしたいのかを、具体的に探っていき、「それならこんなデザインの住まいではいかがでしょうか」と平面図や設備資料はもちろん、3Dイメージ・素材サンプルがつき、家具の配置までを提案します。
デザイン設計の工事予算
夢を具現化していくとキリがありません。予算には限りがあると思います。そこで、自分自身で計算できる工事概算を知っておくとよいでしょう。
内装工事だけの場合、スケルトンリフォーム(現在の内装を全て造り替える)の場合で、10~15万円/㎡で考えます。
キッチンを高級にしたい、ユニットバスを高機能にしたいとなると、それぞれ50万円~100万円程度を上乗せします。造り付け家具は天井一杯までだと巾1mにつき20万円~30万円します。
工事見積書
超概算見積もりは前述のようにご自身でも可能です。購入希望物件が決まり売買契約を行いましたら、担当デザイナーと予算も念頭に置きながらデザインの打ち合わせ後、住宅ローン申し込み時には概算見積書を添付します。物件の引渡しを受けるまでには、仕上材料や色までを決めて、正式な見積書で工事契約を行います。
デザイン料はいくら?
一般的に設計事務所にリフォームデザインを依頼しますと、設計料と監理料合わせて工事費の10~15%が一般的です。こだわり不動産.comでは、デザインチームとして「100人の女性インテリアコーディネーターIC21」が担当。一般的なリフォーム会社の行っている無料のデザインと設計事務所の設計・監理との中間に値するデザイン設計を目指しています。スケルトンリフォームまでは予算がないというお客様にはご要望に応じて、部分リフォームにも対応しております。料金はIC21のサイトをご参照ください。