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建築知識

第6回

KD材とグリーン材

 山から切り出され、製材されたばかりの材木は含水率が50~60%と高いため、何ヶ月もかけて自然乾燥(自然乾燥で20~15%まで含水率は下げられる)させていました。現在では人工的に乾燥させ、含水率を25%未満まで落としたものをKD材(Kiln Dry)と呼び、未乾燥材(含水率が25%以上のものを含む)の材木をグリーン材と呼んで使用しています。含水率が高いと、強度が弱いだけでなく、木材の収縮や変形は含水率が30%を下回った頃から乾燥するに従い変形をおこしますのでグリーン材は一般的には使用しないほうがよく、20%以下のKD材を使用するのが普通です。
               
 含水率が25%以上から15%になると強度は約2倍になりますが、湿度の高い日本の気候では建築後自然乾燥が続いたとしても15%までしか下がりません。また、金物が多く使用されている現代の住宅では、未乾燥木材が収縮するとボルトなどを締め直さないと規定の耐力が出ません。
ある解体屋さんが「今の建物は、解体すると金物はガタガタでどうしようもない!」といっていたのも重みのある話です。

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