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建築知識

第15回

鉄骨鉄筋コンクリート造のしくみと特徴

鉄筋コンクリートも柱間隔や階数が多くなると、鉄筋の本数を増やしただけでは、引っ張り力に対応しきれなくなります。そこで、鉄骨鉄筋コンクリート造では鉄骨に主な強度を持たせ鉄骨を取り巻くように鉄筋を配置し、 型枠で囲みコンクリートを流し込んで一体化した構造形式を鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)(Steel Reinforced Concrete)といいます。鉄筋コンクリート造の強度をアップさせたものと考えてもよいでしょう。そのため、大まかな特徴は鉄筋コンクリート造と同じになります。
 鉄骨鉄筋コンクリート造は比較的小さな断面で丈夫な骨組みをつくることができ、ねばり 強さがあるため、高層建築に多く利用されます。 階数としては、8階~15階建程度が適し、柱間隔(スパンといいます)は8m ~12mと鉄筋コンクリートでは対応しきれないような大きな空間を持った建物に適しています。
 工事の方法は、鉄骨を組み上げた後、鉄筋の工事が始まりますので、工期は鉄筋コンクリート造より長くなります。
 鉄骨の特性であるじん性(物質の粘り強さを表す技術用語で、以前は「ねばさ」と呼ばれていたが、近年は「靱性(じんせい)」の方が多く用いられる)を合わせ持つため耐震性に優れます。
 高層建築に適している鉄骨造と比べてコンクリートとの複合体のため振動が少なく、遮音性にすぐれているため高層建物の中でも居住用建物に向いているといえます。
 しかし、施工の難易度が高く、鉄筋と配筋の取り合いやコンクリートの打設が非常に難しいのもこの構造の特徴です。
 工事費は鉄骨部分が含まれるためRC造より高く、解体もRC造以上にしにくいのも特徴です。

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