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第12回
鉄骨では防錆塗料も重要
鉄骨はコンクリートや木造と違い劣化しないため、錆びない限り半永久的な構造物です。そのため錆びないような工夫が必要になります。水が付かないようにすることはもとより、結露しないように断熱を十分行い、もし水分が付いたとしてもメッキ処理がされていたり、鉛系の強力な防錆塗料で塗られていれば安心です。鋼材が表面にでている部分で仕上げ用の塗装が必要な箇所は、雨がかりの場所でもフッ素系やアクリルシリコン系の塗料を塗っておけば15~20年程度の耐候性がありますので、工事会社に依頼する際に塗料の指定を行うと長期間のメンテナンスフリーとなります。外階段等常に雨があたるような場所で、人が常に通るような場所では亜鉛メッキ処理の上塗料を塗ると30年以上の耐久性があり、仕上げの塗装のメンテナンスのみで可能になります。