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- 第33回「制震構造」でつくる。「制震工法」で改修する
第33回
「制震構造」でつくる。「制震工法」で改修する
この工法では免震構造のように地震力が建物に入りにくくするのではなく、建物に入った地震力を吸収するダンパーを設置することにより、大地震であっても、中地震程度(70~80%に低減)に振動を抑えることができるのです。
どちらかというと軽くてやわらかい建物に有効なため、鉄骨造に使用されており、塔状の建物では風揺れ対策にも効果が発揮できます。最近では木造建築においても耐震力を増すために筋交いを多く入れる代わりに筋交いに変わる制震ダンパーを挿入する工法が多数みられるようになりました。
この工法は免震工法と違い点検は一般的には不要です。この工法は免震工法のように建物の本体そのものを大きく手を入れる箇所が少ないため工事費用も低く、改修に向いている工法といえるのです。
どちらかというと軽くてやわらかい建物に有効なため、鉄骨造に使用されており、塔状の建物では風揺れ対策にも効果が発揮できます。最近では木造建築においても耐震力を増すために筋交いを多く入れる代わりに筋交いに変わる制震ダンパーを挿入する工法が多数みられるようになりました。
この工法は免震工法と違い点検は一般的には不要です。この工法は免震工法のように建物の本体そのものを大きく手を入れる箇所が少ないため工事費用も低く、改修に向いている工法といえるのです。