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第37回
入母屋(いりもや)屋根
上部が切り妻、下部が寄せ棟の形をした屋根です。本来は切り妻部分を開口部にして、古民家では室内で炊かれた煙などを排出する目的でつくられたと考えられますが、昔の本家などに採用され、和風の品格のある外観デザインとなります。寺院や武家屋敷では切妻屋根同様、破風部分には装飾が施されたり格子が組み込まれたりしています。
屋根の形が複雑になるので、コストがかかり、雨漏りにも注意が必要となります。
屋根の形が複雑になるので、コストがかかり、雨漏りにも注意が必要となります。