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第36回
寄棟(よせむね)屋根
切り妻の次によく採用されている形で、雨仕舞いは切妻よりよいのですが、施工は切妻よりは難しいのです。しかし、軒の高さが四周同じで高い足場が不要で工事がし易いため、日本でも古来からよく採用されています。デザイン的にも安定感があり落ち着いた外観で、軒の出を深くすることで高級感を演出できます。どの方向からの風に対しても強いのがこの屋根の特徴ですが、屋根裏の換気は軒先や棟から行う必要がありなす。