第35回
がらんどう

つまり「伽藍堂」とは本来寺院を構成する大きな建物のことで、寺院の主要な七つの建物を具備しているものを「七堂伽藍」と呼び、その内容や名称は宗派によって異なります。

これらが転じ、今では財布の中に何も入っていない状態、つまり「無一文」のことも「がらんどう」というようになりました。
ここまでくると本来の意味からあまりにもかけ離れ想像もつきませんね。せめて頭の中まで「がらんどう」なんてことにならないように注意しましょう!
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