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第23回

ゆず肌

外壁をスプレーガンで塗装をしていて、時々あばたのように小さなぶつぶつとした穴があいているのを見たことがありませんか?
それが、ゆず肌です。スプレー塗装の際におこります。塗面がまるで、柑橘類のゆずの表面のように、凹凸になる現象ゆえの名前です。

原因としては、シンナーによる場合・塗装粘度が高い場合・塗装距離が不適正な場合などが挙げられます。
溶解力の悪いシンナーの場合は塗料粘度が低くならない事や蒸発速度の速いシンナーを使用した場合は塗膜面が平滑になる前に乾燥するためです。この場合はスプレー塗装を実施、ゆず肌になるのかを確認することと、適正シンナーを使用することです。
また、塗装粘度が高い場合は、スプレーの微粒化が悪くなるせいですから、塗装適正粘度に希釈する必要があります。塗装距離が不適正な場合は、厚膜塗料などチクソトロピック性の高い塗料が流動性が少ないため、スプレー時のガンと被塗物の距離が近すぎるとなりやすいのです。
また必要以上の高圧でのスプレーも風圧により、ゆず肌になる危険があります。
ちなみにイタリアにアルファロメオという車がありますが、この車は塗装が荒いのが特徴です。ゆず肌仕上げは当然のごとくあります。
アルファロメオのオーナーの方々は、ポリッシャーで自ら加圧しながらの研磨をされて、磨かれた後、再度仕上げという事をなさったりしているようです。
この様に何だか嫌われ者のゆず肌ですが、外壁などでは、ゆず肌リシン仕上げというものもあり、使い方ひとつで味わい深くもできるのです。

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