あなたのこだわりをカタチにするために、各専門スタッフが強力にサポート! こだわり不動産って?
こだわり不動産.comがこだわりの中古物件をお勧めする本当の理由をご説明しています。 こだわりストーリー
こだわりチェックリストをチェックして送信いただければ、こだわりをカタチにできる中古物件をご提案します。(無料) こだわり中古物件を探す
業界専用サイトを使って、デザインのプロのアドバイスを受けながら、中古物件を探すことができます。(無料) ご来店予約
お探しの物件の耐震性能や、住居環境などをお調べします。 インスペクション依頼・問合せ
住まいやお部屋の リフォームを承ります。 リフォーム依頼・問合せ

物件売却相談

イベント&物件情報を受け取る

建築のトリビア

第60回

合番(あいばん)

「あいばん」と言う言葉は、タクシー乗務員さん用語で、一台の車を二人の乗務員が担当し管理することをいいますが、建築の世界の用語でもあるのです。
 合番とは、ある工事をする際、間接的に、関係のある職人の人間が施工時に立ち会う事を言います。例えば、コンクリート打設の際、メイン業者がポンプ工・木工・土間工なのに対し、電工や設備工、型枠大工、鉄筋工などが立ち会う事を合番といいます。
 ただし、立ち会うだけではなく実際には多少の手伝いをさせられることが当たり前になっており、合番を嫌う人が多いのが現状になっています。 
そんなわけで、一部の施工業者や職人の間では、合番のことを「相番」と表記する慣習があるそうです。
 これは「合番」自体がそもそも相手の都合に合わせて番をしている仕事(現場立会い)という色が濃く出ている為「単に合わせているだけなのは仕事ではない」という職人の確固たる理念に反し、そのように表記するのだとか。
 つまり、合番を相番と表記ことによって「関連する相手の何らかの施工都合により、現場立会いも兼ねて、何か不足の事態が起きたら迅速に対応することが出来るように、すぐ近くで待機している仕事」という解釈の元、あえてそのように表記しているそうです。
こういうことからも職人さんの仕事に対する強いプライドを垣間見ることが出来ますね。

Topics

トピック一覧へ

建築知識

建築のトリビア